「敵に回してはいけないタイプの有能」「王の面構え」 ブラックサンダー首に巻く有楽製菓社長にネット騒然→なぜこうなった?広報に聞く
「ブラックサンダー」でおなじみ、有楽製菓の社長・河合辰信氏の宣材写真が「めちゃくちゃ信頼できる」と話題になっている。
それがこちらだ。
首にブラックサンダーをマフラーのように巻き、ハイブランドを着こなしているがごとき堂々とした表情。
自社製品への自信が伺える威厳に満ちた姿である。言うなれば、ブラック界のドン。確かに、非常に信頼できる。
2023年10月19日、この社長の姿がX上で注目を浴び、ユーザーから絶賛の声が多く寄せられた。
「山本耕史味ある、敵に回してはいけないタイプの有能」
「こういう真面目そうな人が全力でふざけてる写真マジで好きすぎる」
「王の面構えしてるわ。ただ者じゃ無い」
「『幸薄い武豊みたいな風貌だな』→『ごっつい首飾り巻いてるな。宗教家っぽい...』→『宗教は宗教でも、ブラックサンダー教だこれ!』と、秒の間に感情が大きく揺さぶられましたw」
社長はどんな経緯で、こんな着こなしを披露し、そして宣材写真に選んだのか。
Jタウンネット記者は19日、有楽製菓の広報担当者に話を聞いた。
つけ心地はよくないです...
ブラックサンダーを首に巻いた社長の写真は、2021年に行われた「それもありでしょ?バレンタイン」というプロモーションの中で撮られたもの。
製造工場の空気を楽しむというコンセプトの「ブラックサンダーの空袋」、青春時代を取り戻すための「下駄箱」、恋人と過ごす来年のために壁ドンなどを練習できる「練習用マネキン」など、奇抜でユニークなバレンタイン限定商品が、特設ECサイトで販売するという企画だった。
社長が身に着けている「ブラックサンダーマフラー」はその一環で制作された商品だ。
実はブラックサンダーマフラーの中には実際に綿が入っており、社員が手作りで制作。手作りのぬくもりあふれるグッズで、すぐに売り切れてしまったとのこと。 ちなみに実用性はというと――
つけ心地はちくちくするのであまり良くないです。
......ま、オシャレは我慢といいますから。
ではなぜその写真を、宣材に使っているのか。これについて、広報担当者は楽しそうに答えてくれた。
河合はこの画像がお気に入りのようで、よく利用する宣材写真です。
首にはブラックなものを身に着けているが、社員から愛されているノリのいいホワイトな社長のようだ。