小6男子が母親に「一緒に文房具屋行って」 1人で行けるはずなのに...お願いの「理由」が優しすぎて泣いちゃった
妹を思う兄の姿をを描いた漫画が、多くのX(ツイッター)ユーザーを涙させている。
作者は漫画家の枇杷かな子(@BiwaAmazake)さん。注目を浴びたのは、2023年9月5日に投稿した、実体験に基づく作品だ。
娘さんの誕生日間近、小学6年生の息子さんが枇杷かな子さんに「一緒に文房具屋行ってもらっていい?」と問いかける。
枇杷さんが「いいよー、一人で行かないの?」と問いかけると、息子さんはこう答えた。
「妹ちゃんに誕プレ買いたくて...アドバイスほしい」
息子さんの妹思いの発言に「素晴らしいじゃんか!」と一緒に文房具屋に行くことにした枇杷さん。
予算は400円。消しゴムコーナーで「どれにしようかなぁ」と悩む息子に対し、「食べ物系の消しゴムとかよく欲しがるよ」とアドバイスすると......。
買ったプレゼントは...
息子さんは悩んだ末、妹が好きなイクラの入った「寿司消しゴム」を買うことに。
お会計をしようと向かったレジでは、店員のおばちゃんから「プレゼントでしたら、20円かかっちゃうけど、リボンも付けられますよ」と提案され、こう即答。
「青いのお願いします。妹が好きなので」
おばちゃんにも「あらぁ優しい」と感心され、思わず照れる息子さん。枇杷さんも、何故か一緒に照れてしまったという。
そうして選んだプレゼントは、どうやら400円を超えていたらしい。枇杷さんは帰り道に「予算少しオーバーなんじゃない?ちょっとヘルプしようか?」と息子さんに聞いたのだが......
「いい、自分のお小遣いであげたいから」
息子さんのキッパリした答えに「でっかくなったなぁ」と成長を感じるの枇杷さんであった。
そして妹の誕生日当日、息子さんが誕生日プレゼントを渡すと、「ありがとぉぉ!!」と飛び上がって嬉しさを爆発させる妹。よほど嬉しかったのだろう。
誕生日プレゼントの「寿司消しゴム」は、彼女の机のお気に入りゾーンに飾られ、宝物になっているという。
妹思いの兄の優しさ溢れる漫画には次のようなコメントが寄せられた。
「読んでいて泣いてしまいました」
「優しいお兄ちゃんですね」
「ウチはコレは無さそうだな。なんせ妹がヤンチャすぎて」