「行くあてもなく家出した中2の私。初対面のお姉さんの家に泊まった次の日、その人の彼氏から...」(京都府・30代女性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Sさん(京都府・30代女性)
Sさんは中学2年生の頃、家出した。20年前のことである。
行くあてもなく、転々としながら過ごす日々。その日は、見知らぬ人の家に泊まることになった。
<Sさんの体験談>
今から20年前、中学2年の夏休み明けに家出をしました。
行くあてもなく、転々としながら過ごす日々。その日は、愛知県で知り合った人に紹介してもらった人の家に泊まることになりました。
見知らぬ人の家に泊まることになり...
その人は、「らんちゃん」という女性でした。
久しぶりにゆっくりお風呂に入れたし、着ていた服を洗濯してくれただけでなく、おにぎりと卵焼き、お味噌汁を作ってくれました。すごく美味しかった。
一泊させてもらい、らんちゃんが仕事に行くため、次の日の夜にさよならしました。
彼女も、見ず知らずの子供を家に泊めるのは怖かったそうです。「怖いから一緒にいて」と言われたのだと、らんちゃんが仕事に行ったあと、彼氏さんに教えてもらいました。
また連絡しようと思っていたのに、携帯番号を登録する前に履歴から消えてしまい、それからお礼すら言えずにいます。
ふとした時に、あの時食べた美味しいご飯のことを思い出します。本当にありがとうございました。
家に帰ってからまたお礼に行きたかったのに、行けずで。ずっと後悔してます。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
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