情報量と愛情量がハンパない! 「猫と遊ぶお母さん&2匹の犬」の写真があまりに良すぎ
「どういう状況」
2023年9月26日、そんなつぶやきと共に投稿された写真が、X(ツイッター)上で注目を浴びた。
9万8000件を超えるいいねが寄せられた"情報量が多すぎる1枚"が、こちらである。
釣り竿のようなおもちゃを持った女性と、2匹の大きな犬、そして1匹の猫。
片方の犬は女性の下に仰向けで寝転がり、彼女の足をひっしと掴む。もう片方の犬は、どこか困っているようにも見える顔で、カメラをまっすぐ見つめている。猫は、まるでその全体を眺めているかのよう。
一体、それぞれ何をしているのだろう? Jタウンネット記者は27日、投稿者である太木 数子(@Ayoster_classic)さんに詳しい話を聞いた。
犬猫たちと仲良く暮らす秘訣は?
太木さんによると、話題の写真を撮影したのは2年前。仕事帰りの母が太木さん宅に立ち寄り、猫のあさひちゃん(4歳・メス)と遊んでいたときのことだった。
犬のゼッゼくん(7歳・オス、カメラ目線)が「おれもあそんで」と催促すると、りっちゃん(3歳・メス、抱きつき中)も足元で「かまってよ~」と遊んでほしそうにしだしたという。
「撮ったときは『どういうこと笑』って笑ってたと思います。
でも、写真を改めてみると、ゼッゼたちがのびのび自分らしくしている様子に、そんなふうに暮らしてくれてうれしいなと思います」(太木さん)
きっとみんな、お母さんのことが大好きなのだろう。
それに、太木さんが日々投稿する写真には、犬猫たちとの仲睦まじい様子が収められている。いずれも、表情豊かで生き生きした姿だ。
太木さんは3匹と一緒に暮らす中で、動物福祉や動物の行動についての研究も行うドッグトレーナー・高山仁志さんから学んだ考えを大切にしているという。
それは、「犬だから○○だろう」という固定概念を捨て、彼らの意志を尊重すること。日々のケアなど飼い主が必要と思っていることでも、犬たちが嫌がったら無理やり行うことは避け、「やってもいい」と思ってくれる方法を考えるようにしている。
「『犬だから〇〇だろう』と決めつけず、目の前にいるこの子はどうなのかな?という視点を大切にしています」(太木さん)
ゼッゼくんたちからの信頼感がビシバシ伝わってくる写真は、そんな太木さんだからこそ撮れるのかもしれない。
太木さんが犬たちとの暮らし方の秘訣を学んだ高山さんが登壇した滋賀県動物保護管理協会のセミナー「イヌとヒトが楽しく暮らすために~行動の科学とトレーニング~」は10月13日までYouTubeで配信予定。