どう足掻いても「トロトロ卵料理」になっちゃう... 大阪の市場で見つけた「謎の実」食レポに反響
2023年9月27日、X(ツイッター)に「謎の実」を食べてみたユーザーによる、レポート漫画が投稿された。
その「謎の実」は、大阪の市場で売られていたという。
作者は、大阪府在住のWEB漫画家で、「も~さんの隙あらば自分語り!」でライブドアブログの公式ブロガーとしても活動する「も~」(@mori2ta)さんだ。
もーさんが出会った「謎の実」の名は、ポーポー。ポポーやアケビガキ、カスタードアップルとも呼ばれる細長い実だ。
「すごいねっちりした感じ!
マンゴーっぽい強い香りがします
種が大きくて多いです」
半分に切ってみたも~さんは、そんな感想を述べる。写真だけだと、なんだかパイナップルのようにも見える。
皮と種を取り除くと...まさかの展開に
店員さんいわく、なかなか流通しないというポーポー。スプーンで食べるのがオススメとのことだが、今回も~さんは皮と種を取り除いて食べてみることにした。
すると......。
なんということだろう。
めちゃくちゃ南国の香りが漂う「半熟スクランブルエッグ」になってしまった。
とろっとしていて美味しそうだけど、見た目は完全に卵だ......。
ということでも~さんはスクランブルエッグ......ではなく、ポーポーをいざ実食。
「意外とアッサリ...!」
「トロピカルな香りは強いけど、甘みはマンゴーほどはない」
「トロッとして熟れた柿みたいな食感」
「ちょっとバナナの風味もあるな」
未知との遭遇を楽しむも~さん。
そのままのポーポーを一通り満喫し、今度はアレンジレシピにも挑戦してみた。
はちみつを少々、冷凍パイナップルを入れて混ぜ、冷蔵庫で少し冷やす。
「南国系で相性よさそうだし食感の違いが楽しいはずや」
も~さんも期待大の様子だが、まさかの......。
アレになっちゃった...
「親子丼できた」
具(?)が入ったことで、スクランブルエッグから親子丼にレベルアップ。三つ葉を添えたくなるビジュアルになってしまった。
こちらも、味は美味しかったそうだ。
気を抜くと卵料理になってしまう実・ポーポーに対し、ユーザーからはこんな反応が寄せられている。
「ポーポー初めて知りました! 見た目が老舗の極上親子丼のプルプルたまご」
「ミントをそっと添えたら途端に親子丼感が増しそうですね」
「ポーポー、パッと見食べるの勇気いる見た目ですが美味しそう!見かけたら食べてみたい」
「うちにポポーの木がありますが、父が生前も〜さんのように食べてみて感動して植えたらしいです」
も~さんが店員さんから聞いた話によると、スーパーに出回ることはめったにないそう。
ただ、自分で育てることはできる。苗を取り扱っているタキイ種苗の通販サイトによると、国内のほとんどの場所で栽培可能。実は明治時代には国内に入ってきていて、国内のいろんなところに古いポーポーの木があるそうだ。