都心を見守る謎の「金ピカむちむちボディ」 正体は「コガネムシの擬人化」...ってどういうこと?千代田区に聞く
東京都千代田区にある神田橋公園に、奇妙な像がある。

立膝で座り腕を組む、金色の......なんだこれ? とにもかくにも、ムッチリしたボディだ。
台座には名前と由来が記された銘板が埋め込まれていた。それによるとこの像は「金銅鎚起 豊展観守像」という名前。そして、その正体については、こう書かれていたのだった。
「この彫刻は、活気とやすらぎ・教育と文化の町として知られる千代田区に住む人々の豊かさと発展する町を観守する姿を、こがね虫と人間の擬人化により、造形表現をして製作されたものであり『彫刻のある町・千代田区』として潤いと個性のある歴史と文化を重視した新しいまちづくりを願う久保金司氏より、神田の魅力を記録した写真集、神田っ子の昭和史『粋と絆』の浄財をもとに本区に寄贈されたものです」

コガネムシの、擬人化......!?
一体何があって、そんなものが作られたのか。19日、Jタウンネット記者は千代田区を取材した。