まるでイソギンチャク! 洋食店が「食品ロス削減」のために考案した「そうめんアレンジレシピ」が斬新すぎる
みなさん、今年の夏はそうめん何束食べましたか? 暑いときにツルッといけるうれしいやつ。
今年も暑かったから、たくさん食べた人も多いかもしれない。たくさん食べすぎて、ちょっと飽きかけている人も、あるいは......?
もしそうなら「別の食べ方」で楽しんでみるのはいかがだろう?
兵庫・西宮の洋食店「洋食とワインのお店 土筆苑(つくしえん)」は、2023年9月1日~12月27日の期間、余ったソーメンを持ち込むと洋食にアレンジして提供する企画「洋めん」を実施する。
開封後1か月以内のソーメン(1人1束まで)を同店に持ち込むと、大谷隆史シェフが今回の企画のために考案したメニューにアレンジしてくれる。
選べるのはメンチカツ、ミーラクサ(カレーヌードル)、ガレットの3種類。中でもメンチカツは衣に揚げソーメンを使うという驚きのアイデア。そのビジュアルも海洋生物や観葉植物のようでかなり斬新だ。
8月24日、Jタウンネット記者が土筆苑の広報事務局を通じて大谷シェフに話を聞いたところ、「企画を行う期間が4か月と長いので寒い季節にも楽しめるメニューを考えました」と述べる。
「メンチカツには土筆苑の名物であるハンバーグをパティに使い、ソーメンの食感と油の旨味を感じてもらえるように意識しています」(大谷シェフ)
今回の企画では、大谷シェフが利用客にメニューのレシピも伝授。どれも調理の難易度は高くないため、アレンジの幅を広げて、飽きずに最後までそうめんを食べてもらい、食品ロス削減につなげたいという。
価格は1500円(税込)。前日までに予約が必要。