まさか「ダイダラボッチ」? 山の中からこちらを見つめる巨大な「目」の正体とは
「夜とか絶対怖いやん」
「妖怪のダイダラボッチみたいだ」
「何のためのものですかね?」
2023年8月9日、X(ツイッター)上に投稿された画像にそんな声が寄せられた。
話題となった実際の光景が、こちらだ。
樹木が生い茂る山の中、じっとこちらを見つめてくる2つの目。ただそれだけで、山が1つの巨大な生物のように見えてくる。
こちらは東京在住の写真家・えぬびい(@enuenuenubi)さんが
「私たちが山を見る時、山もまた私たちを...」
と呟きながら投稿した写真の内の1枚だ。
10日、Jタウンネット記者がえぬびいさんに話を聞いたところ、撮影したのは23年春、場所は神奈川県相模原市。 えぬびいさんはマップを見ていた際に偶然この「目」を発見したそうで、現地を訪れ、衝撃を受けたという。
「山一つ丸ごとをアート作品にしているような巨大さと見た目の奇妙さに驚きました。
遠目で見るとしっかり「目」だし、近くに寄って見てもしっかりと「目」でした。作品のクオリティの高さにも感動しました」(えぬびいさん)
一体だれが、何のために作ったのか。
Jタウンネット記者が「目」のある相模原市役所・藤野まちづくりセンターへ問い合わせたところ、14日、目を制作した本人に話を聞くことができた。