まさか「ダイダラボッチ」? 山の中からこちらを見つめる巨大な「目」の正体とは
2023.08.16 08:00
地元の子供には...
「山の目」は当時全国紙にも取り上げられ、多くの人が訪れ、話題となった。その結果、元々は2週間限定の展示予定だったものが、旧藤野町からの依頼を受け、恒久展示になったという。
制作の翌年には金属のフレームやポリエステルのチューブなどを使用し、作りをより丈夫なものへと変更。以降、手入れをしながら、現在まで維持されている。
高橋さんによれば、この作品は地元の子供に非常に反応が良いのだそう。
子供たちが「山がぼくらのことを見ているよ」とストレートな反応を見せてくれたことに、高橋さんも喜んだという。
「写真で見る印象と、現場に行って風景として山の目を眺めた時の印象は全然違うものなので、実際に見た人がなんらかの感動を持ってくれるかなと思っています」(高橋さん)