何故こんなことに... 新庄駅ホームに佇む「ぼっち改札機」が寂しそう→ワンオペの理由をJRに聞く
山形県新庄市にあるJR新庄駅のホームには、奇妙な光景が広がっている。
ど真ん中に自動改札機が1台だけ置かれているのだ。
ゲートのようなものはついていないし、どう見ても素通りし放題。一体、何のためにこの場所に?
X(ツイッター)ユーザーのZAKI(@zaki_yt_ch)さんが2023年7月31日、「これが噂のぼっち改札機か」とつぶやきながら投稿した寂しそうな改札機の姿には、ユーザーからはこんな声が寄せられている。
「改札の意味がないような」
「片側だけでも大丈夫なんですね!2人でひとつだと思ってました!」
「ワンオペで健気」
「なんか見てて悲しくなる」
「ぼっち・ざ・らっち!」
8月1日、Jタウンネット記者の取材に応じたJR東日本東北本部山形支店によると、"ぼっち改札機"があるのは新庄駅1番線ホームの入り口付近。このホームには山形新幹線も停車するので、「在来線から新幹線に乗り換える人のため」に1台だけ改札機を設置していると説明する。
「駅の構造上の問題と、それほど需要が高くないため1台しか置いていません」(山形支店)
"ぼっち改札機"は在来線から新幹線に乗り換える際に、「新幹線eチケットサービス」と「タッチでGo!新幹線」を利用する人だけが使用する。切符で乗車したり、乗り換えをせず新庄駅から新幹線を利用したりする場合は使わなくてよい。