アリラン×竹岡式×二郎で要素がてんこ盛り! 三鷹「すず鬼」監修カップ麺は夏バテ対策の劇薬かも
醤油とニンニクがキレッキレで千葉要素爆発!
ニンニクや豚脂のたっぷり入った醤油味のたれに、太くて縮れのついた油揚げ麺、具の豚肉ミンチとニラ、そして明星食品のカップ麺おなじみのマヨネーズやふりかけ。
醤油味のたれにはガッツリとニンニクや豚脂が効いていました。
豚脂がたっぷり入ってニンニクが効いた醤油だれといえば、三鷹のお隣の武蔵境にあり、同じ明星食品からカップ麺が出ている「ぶぶか 油そば」を思い出しますが、「ぶぶか」に比べると醤油やニンニクは強力で、豚脂のこってり感は抑え気味。
キレッキレのニンニクはアリランラーメン、醤油は竹岡式ラーメンからのインスパイアだと思われます。千葉の血が恐ろしく濃いです。
思えば、全国の醤油の生産量の4割近くが千葉産。キッコーマンはじめ大手醤油メーカーの多くが千葉にあります。つまり、醤油味イコール千葉味といってももはや過言ではないような......?
商品名が「鬼濃」なので、塩気の強さは手に取る前から覚悟ができている人が多いと思いますが、醤油のキレがありすぎてちょっと塩辛く感じるレベル。単に醤油が濃いだけではなく、ニンニクのキレや後述のふりかけのスパイスによって塩気が増幅しており、実体以上に塩辛く感じてしまいます。苦手な人は要注意。
ご飯片手に食べるとかなり捗りますが、麺も大盛なので炭水化物の摂り過ぎにも注意しなければなりません。
明星食品といえば「マヨビーム」でおなじみマヨネーズ。
看板商品の「一平ちゃん夜店の焼そば」にも「ぶぶか 油そば」にも入っている明星食品の代名詞ですよね。
ただでさえかなり醤油が濃い上に、マヨネーズによって濃厚感はさらにアップ。
商品名に「鬼濃」と入っているので看板に偽りなしですが、筆者には濃すぎてキャパオーバーでした。
濃い味に自信のない人は、マヨネーズは入れないか少しずつ様子を見て入れていくかしたほうが良いかもしれません。