きぬた歯科の看板かと思ったら...「ぬれせんべい」でした 謎すぎるコラボ広告なぜ爆誕?銚子電鉄&院長に聞く
降臨!インプラントの神
実はこれ、きぬた歯科じゃなくて、千葉県のローカル線・銚子電気鉄道(銚子電鉄)の広告なのだ。
きぬた歯科だと思ったのに......小梅太夫さんも「チクショー」と叫んでしまうかもしれない裏切りを感じさせる広告は、なぜ誕生することになったのか。Jタウンネット記者は30日、銚子電鉄を取材した。
銚子電鉄には、食品事業部がある。取材に応じたのはその食品事業部の、担当課長だった。
羅田泰和院長の顔つき広告出稿のきっかけは、広告代理店・博広社(東京都品川区)からの誘い。銚子電鉄の開業100周年を記念して東急バスの車内広告を有利な条件で出さないか、と提案されたという。
どんな広告が良いのか。何か良いプランはないものか。車内広告でインパクトを与えるためにはどうすれば......? 食品事業部の担当課長は考えた。その最中に、中央高速道路できぬた歯科の看板を目撃した。
「東京都清瀬市より銚子電鉄に出向中の職員が『あの看板をみると地元に帰ってきたがします!』と発言し、その瞬間私にインプラントの神が降りてきてささやいたのです。
いいプラン→インプラント、インパクトのある→インプラント、わしの愛車インプレッサ→インプラント」(食品事業部の担当課長)
インプラントの神に囁かれた課長は、すぐさまきぬた歯科にメールした。
「広告図案を真似せていただけないでしょうか?」
翌日、羅田院長から返事があった。快諾だったという。