「異世界の食卓」でしかないんだが... 「オオグソクムシの塩ゆで&赤ちゃんの素揚げ」に阿鼻叫喚「気絶する」「夢に出てきそう」
悲鳴レベルのビジュアル、しかし味は?
この生き物を飼育する水族館「アクアマリンふくしま」のウェブサイトによると、オオグソクムシは駿河以南の水深200~650メートルの砂底域に生息する等脚目の生物。等脚目というと、ワラジムシやダンゴムシの仲間である。近年、大きな「ダイオウグソクムシ」と共に「キモかわいい」と人気ではあるが......はたして、どんな味がしたのか?
6月30日、Jタウンネット記者は投稿者・激せま水産さんを取材した。
激せま水産さんは6月29日に、東京・御徒町の鮮魚店・食品スーパー「吉池」でオオグソクムシを購入。その日のうちに調理も行った。
「レシピとしては黒い内臓を取り出した後は海水と同程度(7~8%)の塩分濃度の塩水で15分程度茹でるのみです」
内臓は苦く、臭みも強いため、傷をつけないように腹を割いて取り出すのがポイントだという。
調理した後はキッチンバサミで半分にして身をほじくり出すか、シャコのように両サイドを切って腹の膜をはがして身を取って食べる。さて、気になるお味は......。
「味はエビやシャコに似ており、蟹味噌のような苦味とコクがありました」(激せま水産さん)
意外に美味しいようだ。
激せま水産さんは、6月30日に自身のYouTubeチャンネルで「【閲覧注意】台所がオオグソクムシに占拠されました、駆逐します」を公開。オオグソクムシの調理風景や食べ方を紹介している。
食べてみたい人は参考にしてみては?