「道のド真ん中で車が故障し、大渋滞を起こしてしまった。後続車から罵られる中、助手席の窓をノックされ...」(福岡県・40代女性)
「私が指示出すからその通りにして」
私が「はい...」と言うと、おじいさんは、
「とりあえずあそこのスペースに移動させよう、俺が後ろから押すからギアをニュートラルに入れて」
と言いました。指示通りにニュートラルに入れると、今度はおばあさんの方が
「ニュートラルに入れた? 大丈夫、私が指示出すからその通りにして」
と言ってくださり、おじいさんに「良いよー」と叫びます。その後、おじいさんは一生懸命に私の車を押し、おばあさんはハンドル操作を指示して下さいました。
途中で警察も加わり、皆でどうにか空きスペースに車を移動。警察の方に事情を説明し終わった頃には、ご夫婦はもう居なくなってしまっていました。

パニックと浴びせられる罵声で泣きそうになっていた私に、優しく声をかけて助けてくれたご夫婦。当時はお名前を聞くことはおろか、ろくにお礼も言えずにすいませんでした。
この場を借りて改めて、あの時は本当にありがとうございましたとお伝えしたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
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