「道のド真ん中で車が故障し、大渋滞を起こしてしまった。後続車から罵られる中、助手席の窓をノックされ...」(福岡県・40代女性)
「車どうしたの?」
大晦日で車も多かったので道路に出るのは危険だと思い、車の中から保険会社とJAF、そして警察に連絡して車中で待機していました。
すると、私の車の後ろはあっという間に大渋滞に。走行車線のど真ん中で停車しているのだから当然です。
車線移動して追い越し車線を通り過ぎて行く車からは罵声を浴びせられ、泣きそうになっていました。
そして、しばらくすると年配のご夫婦がこちらに近づいてきました。おじいさんの方がコンコンと助手席のドアを叩いたので、窓を開けると......。

「車どうしたの? 動かなくなった?」
おじいさんは、そう優しく聞いてくれました。