「私は日本人ではありません」と涙
「こんなことも知らんなんてキミは日本人か」
私の言葉にその子は嗚咽し始め、途切れ途切れに「私は日本人ではありません」と答えました。
慌てて座席表を見ると、彼女の苗字は、一目で在日外国人と分かる東アジア系のものでした。
ある塾講師が犯した若き日の過ち(画像はイメージ)
僕は講師室に帰り、クビを覚悟で、上司に正直に報告しました。
すると上司は「直ぐに謝りに行くぞ」と言って、僕をタクシーに乗せました。
飲食業を営んでいるその子の家に到着すると、上司がご家族に経緯を説明。その後、2人で深々と頭を下げました。