「娘が予約した新幹線の指定席に、見ず知らずの男が着席。勇気を出して声をかけたら無視されて...」(熊本県・50代女性)
指定席に別の人が...
その日、新大阪から福岡までの指定席券を購入した娘が新幹線に乗り込むと、自分が座るはずの席には別の男性が座っていました。座席番号を確認しましたが、間違いはなかったそうです。
娘はとても人見知りで小心者ですが、勇気を出して「すみません」と声をかけました。しかし、無視されたそうです。
気が小さい娘から「どうしたらいい?」とラインが来ました。「もう一度、声をかけるか、車掌さんが乗ってるはずだから、相談してみて」と返信しましたが、「声かけても無視されてるから、車掌さんに言ってもらっても、後が嫌な感じになるからいい」と座るのを諦めたようです。
すると、近くの席に座っていた男性が「自分はもう少しで降りるのでどうぞ」と席を譲ってくださったとのことでした。「良かったね、しっかりとお礼を伝えてね」とラインで返信をしました。
「ありがとうございます」と一言お礼を言って座らせていただいたようです。ところがその男性は荷物を持ち、キャリーバッグの上に腰を下ろしてずっとデッキにおられたとのことでした。
声をかけた男性に無視されている娘を可哀想に思い、「もう降りますので」と優しい嘘をついて代わっていただいたようです。
見ず知らずの娘に親切にしてくださった男性の優しさに感謝します。
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