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消毒液を「毒薬」と思いこんだ住民が暴徒化し... コレラ蔓延した鴨川で孤軍奮闘した医師の末路に「歴史を学ぶ重要さ実感」

松葉 純一

松葉 純一

2023.06.22 20:00
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科学と迷信の断絶......!

「白石 淳」(@shiraishia_md)さんのツイートより
「白石 淳」(@shiraishia_md)さんのツイートより

投稿者「白石 淳」さんによると、まず苔むした石碑の写真(上記)を撮影したのは、2023年4月3日だった。

「碑文が読めないほど地衣類が付着していたので、市立公園の管理者の鴨川市役所都市計画課にホームページのフォームを通じてお願いしました。鴨川市の観光資源として、現代にも通じる教訓として大事な歴史遺産なので、清掃できませんかという風に」(「白石 淳」さん)

その約1か月後の5月1日、再び記念碑を見に行ってみると......なんと、下の写真のように清掃されていたのだ。

「白石 淳」(@shiraishia_md)さんのツイートより
「白石 淳」(@shiraishia_md)さんのツイートより

白石医師は、この出来事を紹介した理由について、次のように語っている。

「私は沼野玄昌と同じく医師です。現代もなお、コロナウイルス感染症のパンデミックの様々なシーンで科学が照らせない迷信の領域があることに困難さを感じています。この科学と迷信(反科学)の断絶を解きほぐすためのコミュニケーションは何かと考えるきっかけになりました」 (「白石 淳」さん)
「歴史を学ぶことの重要さを更に実感」
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