「発想が天才すぎる」「センスしかない」 ヨドバシ「ラッピングバス」の見事なデザイン、考えたのは誰?広報に聞いた
街中を走る広告でラッピングされたバス。個人的には、目には入っていても、そのまま流してしまうことが多い。
しかしこんなラッピングだったら、どうだろう。思わず膝を打ち、見えなくなるまで目で追いかけてしまうかもしれない。
バスの側面に描かれているのは「ヨドバシカメラ」と書かれた一眼レフカメラ。レンズの部分に丁度タイヤがはまるようになっている。
これは2023年5月15日、ツイッターユーザーの「九州の新快速」(@tabinotomo5304)さんが
「ヨドバシのこのラッピング考えた人を一生讃えたい」
というつぶやきとともに投稿した写真。16日、Jタウンネット記者が取材したところ、バスは京王バスの車体で、9日に新宿駅西口で目撃したという。「バスのタイヤをレンズに見立てることができるのだなと思い、素敵なデザインだなと感じました」と語った。
目からウロコのデザインは、誰が考えたのだろうか。記者は19日、ヨドバシカメラの広報担当者を取材した。
「さすがヨドバシ」な広告を考えたのは...
ヨドバシカメラの広報担当者によると、広告デザインの考案者はヨドバシカメラ創業者で、代表取締役会長の藤沢昭和氏。
バスを見ながら「カメラ店としてアピールできることはないか」とを考えていたところ、タイヤをレンズに見立ててカメラを表現するアイデアを閃いたという。
天才的な発想のデザインに、ツイッター上では5万7000件を超えるいいね(22日昼時点)のほか、
「発想が天才すぎる」
「センスしかない」
「さすがヨドバシ」
など、感嘆の声が。大反響を得たことについて、同社は次のようにコメントした。
「ラッピングバスをご覧になった方が少しでも"なるほど""面白い""楽しい"と感じていただき、是非お店にきていただきたいと考えております。
今回、このように大変多くの方に楽しんでいただけているとのこと、弊社としましても大変嬉しい限りです」