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「彼氏の家から原付で帰宅していた高校生の私。信号待ちの度に横に止まる軽トラの窓から職人が...」(神奈川県・50代女性)

福田 週人

福田 週人

2023.04.24 11:00
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シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Iさん(神奈川県・50代女性)

高校生だったIさんはある真冬の日、原付で自宅へと帰っている途中だった。

凍えた手を温めながら信号待ちをしていると、不意に横に停まったトラックの窓が開いて......。

凍えた手を温めていると...(画像はイメージ)
凍えた手を温めていると...(画像はイメージ)

<Iさんの体験談>

四十年近く前、私が高校生だった時のことです。市外に住む彼氏の家から原付で帰宅途中、真冬の夜に国道134号線を走っていました。

その時、赤信号のタイミングで何度も横に止まる軽トラがいたんです。

「使ってない新品だから綺麗だよ!」

信号待ちの度に凍えた手を吐息で温めていると、何度目かの赤信号でその軽トラックの助手席の窓が開きました。乗っていたのは職人さんと思われる人たちで、助手席から女性が

「寒いから、これしていきな!」

と言って、軍手を渡してくれました。

女性が軍手を渡してくれた(画像はイメージ)
女性が軍手を渡してくれた(画像はイメージ)

運転席の男性も「使ってない新品だから綺麗だよ!」と言います。私はビックリして、一度はお断りしたのですが、結局受け取る事にしました。

その軍手がとても温かかったのは言うまでもありません。こんなに親切な人が世の中には居るんだなと、高校生の私は感動したのを覚えています。

あの時、ちゃんとお礼も言えず、お名前も聞かずにいたことを後悔しています。ありがとうございました!

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko[a]j-town.net、[a]を@に変更)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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