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ランドセルにも「サブスク」登場 好きなの選んで交換も可...2023年「ラン活」最前線

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2023.04.20 06:00
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[かんさい情報ネットten.―読売テレビ]2023年4月6日放送では、「ラン活」の最前線を取り上げていました。

新1年生が小学校に入学したばかりですが、来年度小学校に入学する子供たちのランドセル選びがすでに始まっているとのこと。そんな中、親たちを悩ませるのがその購入価格です。

日本鞄協会ランドセル工業会が行った「ランドセル購入に関する調査」によると、2019年のランドセルの平均購入価格が5万2300円だったのが、2023年には5万8524円に。ここ5年間で約6200円上昇しています。

その要因は、教材が昔と比べて大きくなり、ランドセルの材料費が上がったことなんだとか。

このような状況で注目されているのが、「ランドセルのサブスクリプション(サブスク)」。好きなランドセルを定額で借りられるんです。

カラーもいろいろ(コクホーのプレスリリースより)
カラーもいろいろ(コクホーのプレスリリースより)

大阪市中央区のコクホーでは、たくさんのランドセルの中から好きなものを選んで(1年生への最初のランドセルは新品)、途中で交換もできるというサービスを行っています。

3つのプランがあり、一番安いプランは月990円(税込み)で、50種類の中から好きなランドセルを選べて、3か月に1回交換可能。約250種類の中から選び、1か月ごとに交換できるプランもあります。

サービスを始めて2か月で、すでに300件以上の注文が入っているとのこと。同社の庄山理恵専務取締役は、「入学時に必要な準備費用は約15万円から30万円と伺ったことがあります。初期費用を抑えられるという意味で、サブスクリプションをお勧めすることができます」と話していました。

思い出を乗せ新たな貰い手へ

また、ランドセルを新たな貰い手に引き継ぐ店もあります。奈良市の「ランドセルの木ノ下」では、卒業して使わなくなった状態のいいランドセルを譲り受け、手直しをして無償で提供しています。

同店には全国から使われなくなったランドセルが毎日ように届いていて、「次の方に大切に使って頂けたらうれしいです」など、手紙が添えられていることも。

店主の木下修平さんはそんなメッセージを呼んで「身が引き締まります。出来るだけ続けていきたい」と話していました。

今年は20個のランドセルが新1年生に渡ったとのことです。

大事に使ったランドセルが、新たな1年生に(画像はイメージ)
大事に使ったランドセルが、新たな1年生に(画像はイメージ)

買うだけではない「ラン活」が広がっているんですね。

来年以降に必要になるという人も、覚えておいて損はなさそう。いろんな選択肢の中から、子供に合ったものを選びたいですね。

(ライター:まみ)

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