「小学生の息子たちが、2人だけで男湯へ。なかなか出てこなくて心配してたら、中年の男性客に連れられて...」(静岡県・40代女性)
中の様子を見に行ってもらおうとしたら...
というのも、私たちは私の実家で暮らしていて、認知症の祖父もいました。
祖父は湯舟の中で粗相するため、いつもは一番最後に入ってもらっていたのですが、その日はすでに入浴済み。疲れた私には、お風呂を入れなおす気力がありませんでした。
スーパー銭湯では、上の子が弟を見ると言ったので、悩みましたが子供だけで男湯に行かせ、私は1人女湯へ。
それが心配で気が気でなく、あまり長湯もできないまま急いで髪を乾かして脱衣所を出ました。 しかしそれから30分経っても、子供たちが出てきません。私は、店員さんに中を確認してもらおうと思いました。
しかしその時、子供たちが見知らぬ中年男性と一緒に出てきたのです。
息子に話を聞くと、その人は子供だけでお風呂に入っていることに気付いて声をかけ、出口まで送ってきてくれたということでした。
私は「お礼に入口の売店の飲み物でも」と言いましたが、その人は
「いいんだよ。お母さん頑張って」
とだけ言い残して去っていきました。
あの時の男性には感謝しかありません。
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