吹っ飛んできた布団、パンタグラフに引っかかり内容物をまき散らす その時、駅の様子は?現場を捉えた乗客に聞く
「桜の花びらかと思いました」
真塚なつきさんは撮影時、府中駅上りホームの東側に立っていた。
布団の端(写真左下側)が風にはためき、それに乗って白い羽毛のようなものが飛んできていたという。
「初めは本当に桜の花びらかと思いました」(真塚なつきさん)
どれくらいの量だったかというと、「桜並木で風が吹けばこれくらいは普通に飛びそう、程度のもの」。ただ、府中の桜並木は駅から少々離れているため、「駅構内でその量が飛ぶのは見たことなく、ちょっと驚きました」とのこと。
そして上を見上げると、パンタグラフに布団が。引っかかっているのを見て、こんな気持ちになったそうだ。
・飛んでる綿毛の理由がわかってすっきり
・「飛来物」を初めて目撃したのでわくわく
・火事にならなくてよかった
当時、構内では駅員たちが駆け回っていたものの、ホームにいた乗客は「視線は向けるものの、特に反応は大きくありませんでした」。
朝日新聞が同日14時25分に配信した記事によると、布団はどこかから飛んできたとみられ、京王電鉄ではこれを撤去するため、東府中―高幡不動間の上下線で運転を見合わせていたが、12日14時に運転を再開した。
大事に至らなくてよかった。