群馬県で、冬と春が重なった 「満開シダレザクラの雪化粧」が神々しいほど美しい
「あんなに雪が降ってるとは思いませんでした」
投稿者「Hiroki.Nose」さんによると、この桜は群馬県沼田市にある「上発知(かみほっち)のシダレザクラ」。撮影に臨んだ2023年4月9日午前6時ごろは、「時おり吹雪いたりしていましたが、しんしんと降る時はとても神秘的な光景でした」。
雪はあると思っていたものの、ここまで降っているとは思っていなかったそうで、目的地に近づくにつれ降雪量も増えていったことにワクワクしていたという。ただ、寒さ対策をしていなかったので、すごく寒かったそうだ。
「満開の桜と雪は珍しい組み合わせなので気分が高まり、凄く興奮しながら撮影しました。撮影している時にこれは名作になると実感しました。それくらい良い撮影でした。降雪量もちょうど良い具合だったのでよかったです!」(Hiroki.Noseさん)
上発知のシダレザクラは、塚の上にある一本桜。背後には上州武尊山がそびえ、根元には赤い前掛けをつけたお地蔵様が立つことから、「発知の地蔵桜」とも呼ばれているそう。
沼田市の公式ウェブサイトによれば花の見頃は、例年4月中~下旬とされているが、今年はかなり早かったようだ。
Hiroki.Noseさんが訪れた9日、桜は満開で、地元民から遠方に住んでいる人まで、様々な人が見に来ていたという。
ところで、ツイッターにはこんな反応も寄せられていた。
「この場所は『水曜どうでしょう』の絵葉書の旅で、『大泉とミスター』が訪れた所でしょうか?」
「見た瞬間に、大泉さん達がいた場所じゃないかと感じました。まさに、絵葉書にも選ばれる絶景」
「あの、有名な、『絵はがき』の場所...!」
どうやら、ただの絶景ではなく「水曜どうでしょうの聖地」でもあるらしい。
大泉さんたちが行ったときのような「花の無い桜」を見たいのでなければ、お早目に。