「梅干しについてる白いヤツ」はカビの可能性があるらしい 塩だと信じていたのに...見極めるにはどうすればいい?
梅干しを食べようと思ったら、なんか白いものがついている。
特段珍しいことではないと思うが、そんな時、読者の皆さんはどうしているだろうか。塩だろうと思ってそのまま食べてはいないだろうか。
だが、注意してほしい。ひょっとしたら、「カビ」かもしれないからだ。
2023年3月23日、1911(明治44)年創業の梅干製造問屋・梅樹園(和歌山県・みなべ町)のツイッター公式アカウントは、白い結晶のようなものが付着した梅干しの画像を投稿した。
これが、塩か、カビか。Jタウンネット記者にはわからない。しかし、もしカビだったとしたら......舐めて確かめるのはかなりイヤだ。
ではどうすればいいのか。梅樹園のアカウントは画像と共に、こう呟いた。
「梅干しに白いカビのようなものが付着していたら1度お湯につけてください。
塩であればお湯に溶け、カビの場合は溶けません」
なるほど、確かに塩の結晶ならばお湯をかければ溶けていくだろう。納得だ。
でも、待てよ......。ということは、今まで「塩をふいた梅干し」だと思ってそのまま食べていたものの中には、カビが生えていたものもあるということか? そもそも梅干しにカビって生えるの!?
怖ろしくなったJタウンネット記者は24日、梅樹園を取材した。