ご飯を食べたかっただけなのに... ギャグ漫画家、うっかり「特級呪物」を生み出してしまう
ちょっと目を離したすきに、料理を焦がしてしまった。そんな経験がある人は少なくないだろう。
だが、2023年2月19日、ツイッターに「今日の昼ごはん見る?」というつぶやきとともに投稿されたのはもはや「焦げた」というレベルでは、なかった。
アルミホイルの上に置かれている真っ黒な二つのかたまり。
くしゃくしゃのしわが深く刻まれており、すでに食べ物というジャンルを飛び越え、「暗黒物質」と化してしまっている。
このダークマターを生み出してしまったのは、ツイッターでも人気のギャグ漫画家で、1月に最新4巻が発売された実録漫画「プリンセスお母さん」の作者・並庭マチコ(@manga_m )さん。
一体これは何なのか。どうしてこんなことになってしまったのか。
Jタウンネット記者は21日、並庭さんに話を聞いた。
「餅ってこんなに燃えるんだ」
並庭さんによると、話題の写真は19日のお昼に自宅のキッチンで撮影したものだそうで、暗黒物質の正体は「お餅」。
トースターがなかったため、ガスコンロのグリルで焼くことにしたのだという。
以前、トーストを黒焦げにしたことがあったので、今回は焼きすぎないようにとアルミホイルで包んでいた。しかし......。
「最後に焼き目をつけようとして開いて、ちょっと目を離していたら、ガスコンロがピーピー鳴って、見たら火がついて燃えてました...」(並庭さん)
原型を留めていないほどに焼けてしまったお餅について、並庭さんは
「餅ってこんなに燃えるんだなと思いました」
とコメントしている。
この並庭さんの「失敗」に対し、ツイッター上では6500件を超える「いいね」(3月1日昼時点)のほか
「焦げが顔にみえてきます」
「リアルダークマターだwww」
「特級呪物ですか?w」
「固まった溶岩や!すげえ!」
と様々な反応が寄せられている。
ちなみに並庭さんはその後お餅について「暗黒面を剥がしたら食べれました!!」と報告。なんとか、お昼ごはんにありつけたようだ。