牛丼食べたくなっちゃった... 色画用紙で作られた「すき屋」がホンモノにしか見えない件
その素材で、コレが作れるの――!? 事実を知ったらそう驚かずにはいられない「作品」がツイッター上に投稿された。
こちらは、愛知県在住のツイッターユーザー・「つつい ひなた」(@TTI304)さんが2023年2月24日に投稿した画像。映っているのは、赤と黄色の看板でお馴染みの牛丼チェーン「すき家」の店舗のミニチュアだ。こんなプラモデル売ってるんだ......と、思いきや。添えられていたのはこんなつぶやきだ。
「画用紙ですき家つくりました」
そう。これは画用紙で手作りされた「ペーパークラフト」なのだ!
看板のフォントといい、色の違うレンガ造りの壁といい、まるで本物をそのまま縮小したかと思うほど再現度の高い作品に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「素晴らしいクオリティですね!」
「ディティールが凄いね...これ」
「もうこれはすき家なのでこんな夜中に見て牛のドンが食べたくなりました」
中には、あまりのクオリティに、食欲を刺激されてしまった人もいたようだ。Jタウンネット記者は28日、この作品についてつついさんに話を聞いた。
看板の字も手作業で!
つついさんは、画用紙を使って様々な物を作るペーパークラフト作家。話題の「すき家」は2月3日~17日の2週間で制作したものだという。
ある日「すき家」を訪れ、看板が赤と黄色という可愛い色合いであることに改めて気付いたつついさん。「作ってみたい」と感じ、制作を始めたそうだ。
強度を出すために厚紙を使用しつつ、すべての色を画用紙で表現。看板の文字なんかも、1つずつ手で切り出しているという。
「看板や壁紙のレンガなど、細かい部分を全て手作業で作ることにこだわりました。すき家の色合いや看板の密集した様子を再現したく、看板の数など妥協せず制作しました」(つついさん)
特に壁の全面にレンガを1枚ずつ貼る作業は時間がかかり大変だったが、その苦労の甲斐あって、出来栄えにはとても満足しているそう。
「色合いや看板など、理想にかなり近く作ることが出来ました!」(つついさん)
つついさんは、実際の制作時の様子を動画にもして公開している。色画用紙がどうやって「すき屋」になったのか、気になる人はYouTubeをチェックしてみてほしい。