「国道の真ん中で、社用車が突然エンスト。混雑する時間に大渋滞を引き起こした私に、大型バイクの若者が...」(千葉県・40代女性)
冷静になって考えてみると...
車のメーターを確認しながら「どこまで帰るの?」と聞く彼に事務所の場所を伝えると、「このぐらいあれば事務所まで帰れるでしょ!」と言い残し、立ち去ろうとしました。
私が引き留めて「お礼を......」と言い掛けると、彼はこう言いました。
「こういう時はカッコ良く立ち去らせてよ!」
そして、笑いながら走り去って行ったのです。

無事会社に戻り、冷静になってみるとお礼どころかガソリン代も払っていないことに気付きました。
あの時は申し訳ありませんでした。そして、本当にありがとうございました。
颯爽と立ち去る赤いジャケットの後ろ姿をいまだに鮮明に覚えています。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
J タウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko[@]j-town.net、[@]を@に変えてお送りください)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。 あらかじめご了承ください)