「満員電車からなんとか脱出した私。自力で立つこともできない中、見知らぬ男性が半ば強引に...」(東京都・40代女性)
「大丈夫? なわけないね」
我慢して満員電車に乗り込みましたが、1駅、また1駅と過ぎるうちに乗車者が増え、やがて私は床に足が着かなくなりほとんど宙に浮いていました。
揉みくちゃにされ、停車発車の揺れもあって体調不良がマックスになり、耐えられなくなった私は最寄り駅の一駅前で倒れ込む形で下車。吐き気はあるものの吐けず、目眩で立つこともままならない状態でした。
そんな私に、近くにいた40代くらいのサラリーマンが声をかけてきたんです。
「大丈夫? なわけないね」
「歩ける? この駅からお家近いの?」
その人はいろいろ気遣ってくれて、タクシーがあれば帰れる、と私が言うと、乗り場まで半ば強引に私を誘導してくれました。
そして、タクシーに私が乗ったのを確認すると、彼はまた改札の方へ。わざわざタクシーまで届けてくれたのに、私はその人にお礼もできないまま自宅まで運ばれてしまいました。
あのときは有難う御座いました、と伝えたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)