三方にちょこんと座ってモッチモチ 鏡もちと化したアヒルが愛でたいめでたさ
下に大きな白いやつがあって、その上に小さな白いやつ、そしてちょっとの黄色――お正月のシンボルの1つ「鏡餅」の外見的特徴だ。
それをすべて備え持っているのに、様子がおかしい。そんな光景がツイッター上で注目を集めている。
こちらは島根県松江市にある花と鳥のテーマパーク「松江フォーゲルパーク」のツイッターアカウント(@matsuevogelpark)が2023年1月3日に投稿した写真。鏡餅を載せる三方(さんぼう)の上にあるのは、白くて丸い二段重ねのお餅......じゃなくて、すやすや眠っているアヒルではないか!
大変めでたいその姿は、5日14時30分までに約1800件のリツイート、約9100件のいいねを集めるほか、
「タレ餅感たまらん」
「絶妙な位置に鎮座しておられる」
「ちょっとお餅様がはみでてる! 両手ですくって真ん中に移動させたい。。(笑)」
といった声が寄せられるなど話題になった。
Jタウンネット記者が松江フォーゲルパークの広報担当者を取材したところ、同園では10年ほど前から年始の恒例行事としてアヒルを鏡餅に見立てている。
過去のツイートをみてみると、年末に「落ち着き」「もっちりした体のフォルム」「羽の白さ」などから、スタッフが鏡餅担当のアヒルを選考しているようだ。
写真に映っている「しらたま」さん(コールダック、8歳、メス)は数年前から「鏡餅役」を担当。同園広報担当者によると、三方の上で大人しくできるので鏡餅役には適任なのだという。
鏡餅になったしらたまさんを見られるのは9日まで。期間中の14時15分ごろから30分程度、鏡餅化する。