にゃんこ2匹の「仲良しショット」かと思いきや 衝撃の事実に「えっ?」「嘘やろ...」
仲良く寄り添う2匹の「猫」の写真が、ツイッターで注目を集めている。
キジトラ柄と明るい茶色の2匹の猫。ふかふかのお布団の上で寄り添う姿は何とも仲睦まじく、そしてモッフモフで、見ているこちらまで温かい気持ちになってくる。
だが、この写真に人々の目が釘付けになったのは可愛いから......というだけではない。
2022年12月4日、投稿者のなみそ(@omochi_nam01)さんは、写真と共にこう呟いている。
「ジェルタイプのカイロが入っているヌッコのぬいぐるみ。 もはや本物のネコにしか見えない。。」
なんと茶色い方の猫は「ぬいぐるみ」なのだ。あまりの再現度の高さに、ツイッター上でも
「どっちが本物かわからん...」
「にゃんこが増えたようにしか見えません」
「猫やろ......嘘やろ......」
「ヌッコ2匹じゃん?!」
「仲良いな〜...って、えっ? てなるやつ」
と驚くユーザーからの声が多数寄せられている。
名前は「トンカツ」
ぬいぐるみの猫ちゃんは、「ミャウエバー」という商品。中のジェルカイロのおかげでほんのり温かいだけではなく、撫でるとゴロゴロ鳴くという。完全に猫ちゃんだ。
5日、Jタウンネット記者が話を聞いたところ、投稿者のなみそさんは友人からプレゼントされ、ミャウエバーを「お迎え」することになった。
「本物の猫の横に置いても、どっちが本物か分からないレベルで、めっちゃネコでビックリしました(笑)
私が1番気に入ってる所は、重みですね~。
軽いんじゃ、リアリティがない!(笑) この重みが、猫を抱っこしてる!って感じになります!」(なみそさん)
なみそさん宅には4匹の猫がおり、自身も子どもたちも猫が大好き。ミャウエバーは、トーナメント戦の末に決まった「トンカツ」という名前で可愛がられているそう。
そして、本物の猫とは違う、ミャウエバーだけの「良さ」もあるようだ。
なみそさんによると、子どもたちは車で小学校へ行くとき、必ず「とんかつ」を抱っこしていくのだとか。
「ネコは学校に連れて行けないけど、この子ならギリギリまで一緒に居れますので」
「ひざの上に猫がいたらいいのに」を叶えるために
とにかくとことん「猫らしさ」を追求しているミャウエバー。いったいなぜそんなぬいぐるみが誕生したのか、Jタウンネット記者は製造販売を行う「パートナーズ」(東京都新宿区)を取材した。
広報担当者によると、ミャウエバー誕生のきっかけになったのは、幼少期にたくさんの猫を飼っていたスタッフがデスクワーク中に抱いたこんな思いだった。
「今ひざの上に猫がいたらいいのにな...」
「猫が好きでいつか飼ってみたいけれど、アレルギーや住宅の問題、そして経済的にも精神的にも今は難しいな...というメンバーが弊社にも多く、世の中には同じように諦めている人が多いのではないかと考え、ミャウエバーの開発がスタートしました」(広報担当者)
開発にあたり、とにかくこだわったのは「見た目の猫らしさ」。本物の猫と同じくらいのサイズ感、寝ている時の猫をイメージした体の丸み、毛足の長さや触り心地、撫で心地まで、徹底的に再現している、と担当者は語る。
また、本物の猫が出す音を録音し、背中を撫でるとゴロゴロ鳴くように。さらに心音ユニットも内蔵し、猫の鼓動まで再現している。
「抱きしめたりひざに乗せると感じるかすかな鼓動が、リラックス感や癒しをあたえてくれて、中には『ミャウエバーが来てからよく眠れるようになった!』という方もいらっしゃいました」(広報担当者)
また、なみそさんも称賛していた「ずっしり感」もこだわりの一つ。中に入れるジェルカイロによって、猫の重さとしてリアリティのある2キロほどにしているのだとか。
なみそさんによる「猫とミャウエバー」の写真は、2万7000件を超えるいいね(15日昼時点)を集めるなどツイッター上で大きな話題に。これを受け、パートナーズの広報担当者は
「まずは、ミャウエバーの魅力が伝わる素敵なお写真をご投稿いただいたこと、とても嬉しく思います!
また、猫ちゃんがミャウエバーを受け入れて、お友達として仲良くしてくださっていることがとても嬉しいです。当初は猫が飼いたくても飼えない方に向けて生まれたミャウエバーではありますが、すでに猫を飼われている方、また猫ちゃんにも喜んでいただけるよう、今後も励んでまいりたいと思います!」
とコメントした。
ミャウエバーはパートナーズが運営する猫雑貨専門のオンラインショップ「cocoMeow(ココミャウ)」で販売中(税込9500円)。ミャウエバーとの生活を始めたい人は、覗いてみてはいかが。