「食事中の私に向かって、何かを訴えてくる見知らぬ外国人。まだ幼い息子に近付かれ、恐怖していると...」(群馬県・30代女性)
シリーズ読者投稿~忘れられない、あの日の記憶~ 投稿者:Dさん(群馬県・30代女性)
Dさんはその日、まだ赤ん坊の息子を連れて、レストランを訪れた。
そんな彼女の元に、店にいたアフリカ系と思われる外国人男性が近づいてきて......。
<Dさんの体験談>
私には成人した息子がいます。その息子が1歳になるかならないかの頃、レストランへ行きました。
店内では、おそらくアフリカ系の外国人グループが食事を楽しんでいたのですが、その内の1人の男性が、息子を見て私たちのテーブルの方に近付い
周りの外国人が、英語で...
その人は、身振り手振りで何かを伝えようとしてきます。田舎の世間知らずな新米ママだった私は、突然のことに戸惑うばかり。少し恐怖すら感じていました。
すると、周りにいた他の外国人の方が英語で、彼が何を訴えているのかを教えてくれました。
「母国に子供がいて、その子のために日本で頑張って働いている。少しでいいから抱っこさせて欲しい」
それを聞いた私はもちろん承諾。その人も私の息子も、楽しそうに過ごしていました。
そして、私は自分をとても恥ずかしく思いました。見た目や言葉で判断し、怖がってしまったなんて......。今でも「ごめんなさい」と思っている忘れられない出来事です。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)