旬の上海蟹にストローで吸う「大籠包」、そして輝く巨大龍...! 横浜中華街で「秋と冬」を大満喫
2022.11.22 12:00
店長おすすめの一品を堪能
最初に訪れたのは、シュウマイや肉まんなどを食べ歩きで楽しめる「開華楼 横浜大世界店」。「秋色いっぱい!フェア」に「月見牛鍋シュウマイ串」で参加している。
看板に大きく書かれていた「中華街新名物 ストローで吸う!大籠包」が気になりすぎて、「月見牛鍋シュウマイ串」だけでなく「ふかひれあんかけ大籠包」も注文した。
「牛鍋」とはみそやしょうゆを使ったタレで牛肉を煮込む横浜の名物料理。横浜港付近の居留地に住む外国人が食べていた牛肉料理にヒントを得て、横浜の居酒屋「伊勢熊」の主人が1862年に開業したのが、最初の牛鍋屋だったという。
牛鍋は煮えた具材を溶き卵につけて食べるので、月見牛鍋シュウマイ串にも卵黄がついている。
卵なしでもジューシーな肉汁が溢れて十分美味しいが、卵黄につけると味はまさに「牛鍋そのもの」に。肉がぎゅっと詰まったボリューム満点のおいしさで値段も580円(税込、以下同)。店長がオススメだと自信満々だったのも納得の逸品だった。
ふかひれあんかけ大籠包は、横浜大世界店限定の商品。持ってみるとずっしりと重たい。
そして、なんといってもインパクトありまくりなのが「ストローで肉汁を楽しむ」という食べ方だ。
早速吸ってみると、熱くはあるが熱すぎはしない、旨みたっぷりの肉汁が口いっぱいに広がる。しいたけと海鮮のダシを効かせているというこだわりのふかひれあんかけスープも絶妙。食べるにつれて肉汁とふかひれのスープが混ざってコクが増し、美味しさもアップ。しっかり暖まれるし、これで750円はお得すぎる......。