ハチャメチャすぎんか? 「関西限定の東京ばな奈」は、なぜ爆誕してしまったのか
東京から地方に持っていく手土産を選ぶとき、必ずと言っていいほど選択肢に入るお菓子がある。「東京ばな奈」だ。
1991年に誕生した同商品は、今やすっかり東京土産として定着。柔らかいスポンジケーキとバナナのクリームの絶妙なハーモニーの虜になった人も多いだろう。
「東京ばな奈」という名前の通り、販売されているのは基本的に東京都内。しかし......最近は意外な地域でも販売されているらしい。
こちらはツイッターユーザーの卑屈な奈良県民bot(@nntnarabot)さんが、2022年10月9日に投稿した「東京ばな奈ミニオン」の売り場を写した1枚。この写真を撮影したのは都内ではなく、なんと大阪駅のお土産店だという。
実は、東京ばな奈と人気キャラクター・ミニオンがコラボした「東京ばな奈ミニオン」は関西限定販売の商品。写真の売り場のパネルにもしっかり「関西限定」と書かれている。
卑屈な奈良県民botさんの投稿はツイッターで注目され、こんな声が寄せられている。
「そんなバナナ!」
「東京に行ってきたと偽装するための画期的アイテムですね!!!」
「ほら、元々こちらが都だから」
どうして「東京ばな奈」に、関西限定商品なんかを作ったのか......。Jタウンネット記者は10月13日、同商品の製造・販売を手がけるグレープストーン(東京都中央区)を取材した。