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ハチャメチャすぎんか? 「関西限定の東京ばな奈」は、なぜ爆誕してしまったのか

大山 雄也

大山 雄也

2022.10.31 17:00
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「関西地方で楽しい企画を......」

東京ばな奈ミニオン(画像はグレープストーン提供)
東京ばな奈ミニオン(画像はグレープストーン提供)

広報担当者によると、同社では以前から外国人観光客向けに通常の「東京ばな奈」を関西国際空港の免税店で常時販売している。また、2020年7月にはコロナ禍で「東京に行きたくても行けない」人のために、大阪の阪急うめだ本店で出張販売をしたこともあるそうだ。

決して無縁ではない関西の地で、グレープストーンにはある野望があった。

「1度だけでもいいから、関西地方で楽しい企画を作ってみたいと考えていました」(広報担当者)

検討を重ねるなかでたどり着いたのが、バナナとイタズラが好きなキャラクター「ミニオン」の起用だった。

「東京のイメージがある『東京ばな奈』から関西限定の商品を発売するハチャメチャっぷりも、ミニオンとならきっと上手くいく」

そんな展望の元、Universal Studios Licensing LLC(ユニバーサル・スタジオ・ライセンシングLLC)との商品化契約に基づき、「関西限定の東京ばな奈」という禁断の商品が誕生したのだ。

東京ばな奈ミニオン(画像はグレープストーン提供)
東京ばな奈ミニオン(画像はグレープストーン提供)

「東京ばな奈ミニオン」は、表面にミニオンたちの顔がデザインされているだけでなく、バナナ好きの彼らのために「バナナ20%アップ」。通常よりもこってり濃厚なバナナカスタードになっているそう。

7月1日に発売すると10日間で20万個を販売するヒット商品に。10月13日時点で、大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県内の一部の駅や空港、サービスエリア、商業施設の土産店など計86か所で販売されている。

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