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旬の上海蟹にストローで吸う「大籠包」、そして輝く巨大龍...! 横浜中華街で「秋と冬」を大満喫

藤本 仁

藤本 仁

2022.11.22 12:00
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中華街の「灯り」を散策

中華街の秋を味わっているうちに、「春節燈花」の点灯式の時間がやってきた。

「2023 春節」の実行委員長と横浜中華街発展会協同組合理事長が中華街大通りの善隣門をくぐったあたりに用意されたボタンを押すと、ずらりと並ぶ提灯が一斉に点灯。その後、打楽器による賑やかな演奏の中で白と黄色の2頭の獅子舞による圧巻の演舞が披露された。

2頭の獅子舞が舞を見せた(写真はJタウンネット編集部撮影)
2頭の獅子舞が舞を見せた(写真はJタウンネット編集部撮影)

そして、その場所から後ろを振り返ると、巨大な「龍」がいる。

提灯で作られた龍のランタン(写真はJタウンネット編集部撮影)
提灯で作られた龍のランタン(写真はJタウンネット編集部撮影)

これが「春節燈花」のメインとなるイルミネーション「百節龍」だ。横浜中華街の公式ウェブサイトによると「国内最大級の龍のランタン」だという。

また、中華街大通りの南側に並行するように走る関帝廟通りにはもう少し小さな「五十節龍」が。

横浜観光コンベンション・ビューローのウェブサイトによると、提灯をいくつも繋げて形作られたこれらの龍は強さと幸運を表しているという。その迫力に目を奪われつつさらに中華街の散策を続けると、山下町公園の入口で今度は龍と鳳凰のランタンオブジェを発見。

鳳凰のランタンオブジェ(写真はJタウンネット編集部撮影)
鳳凰のランタンオブジェ(写真はJタウンネット編集部撮影)

すっかり暗くなった夜の公園をオレンジ色に照らすその光景にどこかほっとした記者だった。

「美食節」は一足先に終わってしまうので、旬の中華料理を味わいつつ「春節燈花」の幻想的な光景を楽しみつつ味わうことができるのは、11月末まで。

秋と冬の境い目で、お腹も心も満たされる夜はいかがだろう。

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