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「蒸したてのおまんじゅうだ!」湯気をあげるセイロの中を覗いてみると... まさかの「正体」に衝撃走る「これは業務上加湿」「上手い演出!」

福田 週人

福田 週人

2022.11.10 08:00
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長時間蒸すとまんじゅうがダメになる

富士原さんによると、「みかど」が創業したのはおよそ75年前。セイロの中に加湿器を置くという演出はなんと、50年ほど前から行っていたという。

「よく、店先でまんじゅうを蒸したりしている店があると思います。うちもお正月なんかは実際にセイロの横に保温容器を置いてその中にまんじゅうを入れたりしてます。でも、まんじゅうというのはずっと蒸しっぱなしだとべちゃべちゃになってダメになってしまうんです」(富士原さん)

そんなわけで、次々にお客さんがやってくる繁忙期でもない限り、店先でずっとまんじゅうを蒸しておくのは難しい。でも、ちゃんとお店でまんじゅうを作っていることはアピールしたい。

そこで考えたのが、セイロの中に加湿器を入れて、店頭でまんじゅうを蒸しているように見せる演出だったのだ。

フードロスの回避と広告としての役割を両立させるための工夫に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「いやコレは上手い演出!」
「えぇー! と思ったけど、看板と思えば問題ないですよね~」
「これは業務上加湿」

ちなみに、台に書かれている「酒まんぢう」(1個税込み150円)は、秋田県の白神山地で採れた天然酵母を使用した、甘酒のような香りが特徴の同店の人気商品だとか。川崎大師をお参りの際はお試しあれ。

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