こんなに個性豊かとは! 百貨店スタッフが作った「栗きんとんマトリックス」に反響「夢のようなチャート」「全部制覇してみたい」
ワインのテイステイングで使用されるチャートを応用
Jタウンネットの取材に応じたのは、阪神百貨店の広報担当者と阪神梅田本店の「おやつナビゲーター」腰前さん。広報担当者によれば、このチャートは梅田本店で開催した「岐阜・中津川 栗きんとん祭」のために作成したものだそう。
残念ながらこのイベントは10月18日ですでに終了してしまっている。「お客様が間違えて来店されないように、くれぐれもご注意ください」と念を押されてしまったので、読者の皆様、ご協力よろしくお願いします。
ただ、「栗きんとん祭」は今年だけのイベントではない。2019年10月に初めて開催され、今年で3回目。来年もまた、秋になれば開催されるかもしれない。
さて、なぜ栗きんとんばかりを集めたイベントを始めたのか。SNSで利用者と繋がったり、日々のおやつを発信したり、店頭でイベント等を実施している「おやつナビゲーター」の腰前さんに、そのきっかけを聞いてみた。
「『すや』さんの栗きんとんを以前から毎年お取り扱いさせて頂いていたのですが、関西でも非常に好評でした。
そこで栗きんとんを調べていくうちに、中津川市にはまだまだ栗きんとんを販売しているお店が数多くあることがわかり、『すや』さん以外の栗きんとんもご紹介できたら関西のお客様にもきっと喜んでいただけけるのではと思い、実施に至りました」
「すや」は、岐阜県中津川市に本店を構える和菓子店。厳選された栗と砂糖のみで炊き上げる伝統の製法を守る「栗きんとん」は「栗きんとん」の元祖の一つともいわれている。
そうして開催された第一回目の栗きんとん祭では、たくさんの来店者がある疑問を抱いたという。
それは「各お店の栗きんとんの違い」。
そこで、ワイン等の販売でよく使用されているチャートを参考に、質問が特に多かった「ほっこりかしっとりか」「粒感の有無」「甘さ」を軸にしたチャートを作成したのだという。