まさかの「きんたま坂」 北九州に実在する衝撃的すぎる坂が話題に→由来を聞いたら、悲惨すぎた
「なんでだよ、ちゃんと理由を説明してくれよ」
そんな呟きとともにある看板の写真がツイッター上に投稿され、注目を集めている。
こちらはツイッターユーザーの腹よわボーイ(@nori7770)さんが2022年10月16日に投稿した写真。15日に北九州市小倉北区で撮影された看板には、こんなことが書かれている。
「この道路は昔し唐津街道として栄えた所で(通称)きんたま坂としてにぎあい今日まで地名が続いています」(原文ママ)
「きんたま坂」。何かの間違いかと思わざるをえない、あまりにもぶっ飛んだ名前に、ツイッターユーザーからは困惑の声があがっている。
「この通称で本当にいいのですか?と問いただしたい」
「"にぎあい"が"にぎりあい"でなくて良かったよ」
「地名というか恥名が続いてるな」
どうしてこんな名前がついたのか気になって仕方がないのに、肝心な名前の由来は書かれていない。
そこでJタウンネット記者は10月18日、坂の近くにある北小倉市民センターの職員に話を聞いた。
「木こりが囲炉裏端で寝ている時に...」
「きんたま坂」の名前の由来には諸説あるという。職員は2つの説を教えてくれた。
1つは、かつて坂の付近で馬鈴薯(ジャガイモ)が取れ、それが別名で「きんたま芋」と呼ばれていたというもの。
そして、もう1つは――。
「昔、坂の付近に木こりの方が住んでいました。その木こりが囲炉裏端で寝ている時に、囲炉裏の火が『急所』に燃え移ってしまい、その出来事から名付けられたという説です」(北小倉市民センターの職員)
悲惨な伝承を聞いて、男性である筆者は寒気がした。
木こりにとっては怖かっただけでなく、かなり恥ずかしい出来事でもあるだろう。
にもかかわらず、坂の名前にされて、現在まで語りつがれるだなんて......あまりにも辛い。