間を通ったらヤバそう... 草むらの中に佇む正体不明の石像たちが怪しすぎる件
2020年9月14日、とあるツイッターユーザーが投稿した次のような写真が、いま話題になっている。
草むらの中に立つ石像だ。特徴的な髪型をしている。
投稿者であるツイッターユーザーの「空弾シオン」(@atago_xion)さんは、これを「街歩きしていたときに見つけた」とつぶやく。少し距離を開けて同じような像がもう一つ、同じ向きで立っていたという。
「この像の先の道は藪だらけで通った形跡がなく、ちょっと怪しげな感じを醸し出している」と続けられている。
少なくとも日本国内では、道端で頻繁に見かけるものではない。なんとも不思議な雰囲気の石像に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「顔怖いです」
「この石像の間を抜けて行くと千と千尋の神隠しの様な狭間の異世界に通じているのかも......とか想像してしまうくらいの存在感のある石像ですね」
「日本のものではないと感じます」
Jタウンネット記者は投稿者の「空弾シオン」さんに話を聞いてみた。
石像の先は「非常に怪しい雰囲気」
空弾シオンさんは日本各地の古びた神社やお社を訪れているようで、ツイッターにはどこか懐かしさを感じるような写真が数多く投稿されている。謎の石像を見つけたのはお盆を過ぎたころ、街巡りの途中で訪れた、偶然の出会いだったという。
「あまり見かけない石像だったので、まずなんだろう?と思っていました。こういう不思議な光景を見つけたときはわくわくしました」
と空弾シオンさん。しかも、ちょうど藪が生い茂る頃で、あたりは濃霧に包まれていた。石像の先の道は「非常に怪しい雰囲気」だったという。
謎に包まれた石像について、「空弾シオン」さんはこうつぶやいている。
「中国系の石像かなんかじゃないか。と予想する人がいらしていて、確かに自分もそんな感じはしたので妙に納得しました」
「神農を上げている人もいらっしゃいました。恐らく宗教施設というよりはシーサーのような門に置く像のような気がします」
「なんとなく東アジア系の造形は感じますね。鬼っぽい感じはしますが」
「色々想像が掻き立てられますね」(「空弾シオン」さん)
何のために、誰が作ったもので、いつから存在しているのか。
全てがわからないままだが、想像が掻き立てられるところが、また良いのかもしれない。