まるで絵本の中みたい! 嵐のあとの森に広がる「大きな鏡」が生み出す絶景
思わず息を呑むほど美しい森林の風景が、ツイッター上で注目を集めている。
こちらは、千葉県在住のツイッターユーザー・Taku(@taku_photo47)さんが2022年9月25日に投稿した写真。色鮮やかな木々の緑だけでも綺麗だが、地面に広がる水たまりに反射することで、より一層幻想的な雰囲気に。
Takuさんが捉えた「鏡写しの森林」に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「めちゃくちゃ綺麗なリフレクションですね」
「水溜りでこんな綺麗な風景になるんですね」
「絵画みたいですね。緑が綺麗です」
この素敵な1枚、どこで撮ったものなの?
Jタウンネット記者は27日、投稿者のTakuさんに話を聞いた。
「雨上がりは下を向いて歩こうと思います」
Takuさんはデザイナーで、写真好き。センス磨きと仕事の幅を広げるために撮影活動をしているという。話題の森林の光景は25日の12時ごろ、埼玉県三郷市にある「みさと公園」の一角で撮影したものだ。
「隣にある水元公園の彼岸花を撮影しに行ったのですが枯れ始めており、仕方なく他に撮影出来る物がないかとレンタル自転車に乗り走っていたところ発見しました」(Takuさん)
撮影日はちょうど台風の後だったという事もあり、現場には池のような大きな水溜りが出来ていた。そこでTakuさんは、可能な限りリフレクション(反射)が大きく、綺麗に真っ二つになるところを探し、広角レンズで撮影したという。
「かなり攻めて撮影したので私自身の足もビチャビチャになりましたが、この1枚が撮れたので悔いはありません(笑)。最後に写真を絵画のような雰囲気で仕上げる事で、現実と非現実の境をより楽しんでいただけるよう表現しました」(Takuさん)
その日の「本来の目的」がうまくいかなかったからこそ、見つけられた景色。Takaさんは撮影を振り返り、
「雨上がりの後は何気なく出かけても素敵な景色に出会える可能性があると感じました。雨上がりの後は上だけでなく、下を向いて歩こうと思います」
とコメントした。