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田舎暮らしの概念が変わるかも?鳥取県湯梨浜町のカルチャー探訪録

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まるで「塩の街」みたい? 地面を覆う「白いフワフワ」...台風14号が生み出した奇妙な光景

松葉 純一

松葉 純一

2022.09.23 17:00
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『塩の街』を知っているか? 

桂浜水族館公式アカウント(@katurahama_aq)のツイートより
桂浜水族館公式アカウント(@katurahama_aq)のツイートより

今回のツイートへの反響に対する感想を聞くと、こんな答えが返ってきた。

「有川浩さん(現:有川ひろさん)の『塩の街』を知ってる方と知らない方の反応の違いがおもしろいなあと思いました」(おとどちゃん)

つまり、「『塩の街』みたいになってきた」というツイートは、高知出身の作家・有川さんの小説『塩の街』を踏まえたものだったのだ。これに気付いたツイッターユーザーからは次のような感想が届いている。

「有川浩さんの小説かと思いました!」
「塩の街って有川浩さんですよね この風景をみてそこへ繋げる感性というか言葉のセンスに脱帽です 賢いしお洒落だなーって思いました」
「さすがは高知県民、有川浩(ひろ)先生作品で例えるとは!」
「塩の街懐かしい! 塩は恵にも毒にも成り得るものですね 。『図書館戦争』もそうでしたけど、有川浩さんの作品は着眼点が鋭くて、はっとさせられるものが多いと思います」
桂浜水族館公式アカウント(@katurahama_aq)のツイートより
桂浜水族館公式アカウント(@katurahama_aq)のツイートより

有川浩(ひろ)さんは、『図書館戦争』シリーズや『阪急電車』『フリーター、家を買う。』など映像化された作品も複数ある人気作家だ。

『塩の街』は彼女のデビュー作。突如、空から塩の結晶が落下し、人々が塩へと変わる――。そんな怪奇現象のせいで塩に埋め尽くされてしまった世界で生きる人間たちのドラマを描いた物語である。

「とても素敵な小説なので、まだ読んだことがない方は、これをきっかけにぜひ『塩の街』に出合ってほしいと思いました」(おとどちゃん)
「水族館」でありながら、「水族館」という枠にとらわれない
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