福山城で「デニム商談会」開催決定 なんだってそんな場所で?福山市が仕掛ける「エキゾチック」な作戦とは
2022年で築城から400年を迎えた広島・福山市の「福山城」で11月5日、お城らしからぬ催しが行われる。
「デニム商談会in福山城」だ。
その名の通り、デニムに関する商談を行うイベントで、かつて風呂場として使われていた「湯殿」と、その場所から藩主などの到着を見極めていた「月見櫓」が会場になる。ここに海外のバイヤーを招聘し、国内随一のデニム産地・福山の事業者が作ったデニムを見てもらおうというのだ。
読者の皆さんも、きっと思ったことだろう。「なぜ、城で?」「城のどこで、どうやって?」と。
福山市には中・四国最大級の展示フロアを持つコンベンション施設「広島県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ)」のような、より商談会に適しているだろう場所もある。
それなのにわざわざ福山城で実施する理由は、何のだろうか。
Jタウンネット記者が8月26日、商談会を主催する福山市産業振興課の職員に話を聞いた。