五感の全部が刺激される! 海、温泉、絶品グルメ...湯梨浜町に行ってみたら、魅力に溢れすぎてた件
2022.09.02 15:00
提供元:鳥取県湯梨浜町
温泉あがりで、とろける岩ガキを...
存分に身体を動かした後には、「癒し」も大切だ。湯梨浜には、ふたつの温泉地がある。「はわい温泉」と「東郷温泉」だ。どちらも、「山陰八景」のひとつである東郷湖の岸や地底から湧き出している。
せっかくなので、はわい温泉の「ハワイゆ~たうん」と、東郷温泉の「ゆアシス東郷 龍鳳閣」の両方に足を運んだ。
水着着用のスパゾーンのある龍鳳閣では、小中学生にまじって、おっさんひとり、ウォータースライダーの列へ。楽しむのが仕事なんだ、と開き直る。34歳、真夏の大冒険。
そしてもちろん、大人の楽しみも。夜は、職員さんオススメの居酒屋を紹介してもらう。
魚介も地酒も、出るものすべてが美味しかったが、一番ショックを受けたのが、ブランド岩ガキ「夏輝(なつき)」である。記者はカキ好きながら、「海のミルク」と呼ばれることにはいままで疑問を持っていた。でも、口の中ではじける夏輝のクリーミーさを知って反省。カキは間違いなく「海のミルク」だ。
しかもどうやら、取材したお盆ごろが、一番の旬らしい。ナイスタイミングでした。
「食べ物がうまくて、マズいものがない」
地元出身で、まちづくりなどに参加するNPO法人「とまり」の理事長を務める手石幸洋さんも、地域の魅力を、こう語る。足が早い(鮮度が落ちやすい)魚も刺身として食べられるし、果物も梨だけでなく、スイカやイチゴなど、バリエーションが多いそうだ。
東京や名古屋に住んだこともある手石さんによると、都会と違って「自然と共生できる」点が、湯梨浜町のいいところ。わざわざ時間を作って、長距離移動しなくても、すぐにスキーや海水浴へ行けるのだ。
「雪はちゃんと降る、雨も降る。春は花咲く匂い、初夏は緑、秋は夕日――。
湯梨浜には春夏秋冬がちゃんとある。自然が好きな人がおられたら、ぜひ(移住に)手を挙げて頂けたらなと。
その代わり、自然の厳しさもある。不便さを許容できるのであれば、人生を謳歌できると思いますよ」(手石幸洋さん)