「サスペンスの冒頭かよ」「完全にムドーの城」 激しい雷を背負って佇むニャンコの「ラスボス感」がハンパない
雷が鳴ると、怯えてどこかに隠れてしまう猫も少なくない。
しかし2022年8月、ツイッター上で注目を集めたのは激しい雷光にも一切動じる様子を見せない、堂々とした猫の姿だ。
この動画はツイッターユーザーのドッピオさん達の飼い主(@doppio203)さんが8月21日に投稿したもの。
はじめの2秒ほどは、暗い画面の中にひときわ真っ黒な猫の影が浮かんでいる。そのすぐあと、奥が白くチカッと光ったかと思うと、そこにはジッ......とカメラを見つめるハチワレ猫の姿が。
その風格、まさにラスボス。威厳あふれる猫さんの姿はツイッター上でたちまち話題になり、24日時点で3万6000件のリツイート、21万件を超えるいいねを集めているほか、
「何このラスボス感⚡」
「人間よ、雷が怖いのか...」
「完全にムドーの城」
「御神体が一瞬だけ見える感じが神々しい」
「サスペンスドラマの冒頭かよ」
といった声が寄せられている。
この猫さんはなぜ、度重なる雷に動じず、堂々としていられるのか。Jタウンネット記者は22日、ドッピオさん達の飼い主(@doppio203)さんに話を聞いた。
投稿主「私の方がビビッてました」
ドッピオさん達の飼い主さんは21日の深夜1時頃、雷が激しく鳴っていたことから家が停電になるのではと眠れなかったという。飼っている三匹の猫のことも心配で家の中を探したところ、そのうちの1匹であるドッピオさん(4歳・オス)が窓の近くに座っているのを見つけた。
ドッピオさんは窓の外を見ている様子だったため、飼い主さんがシルエットを撮ろうと後ろからカメラで撮影すると――
ピカッと光ったその瞬間、後ろ姿だと思っていたドッピオさんはまさかのカメラ目線!
彼は窓際にどっしりと腰を据え、こちらをただまっすぐに見つめていたのだ。
ドッピオの飼い主さんはこの光景を目撃した直後、雷が鳴り続ける深夜に一人で爆笑したという。
雷を怖がっていなかったのはドッピオさんだけではなかったらしく、飼い主さんは動画に続ける形で「うちの子達全然怖がってなくて私の方がビビってました😂」とつぶやいている。
なぜドッピオさんたちは雷が平気なのだろう。記者が飼い主さんに心当たりを聞くと
「ピカピカ光ってたんですが多分家が防音をしっかりしてるから、音はそこまで強くなかったんだと思います」
と語った。
とはいうものの、こんなにビカビカ光る窓辺に佇んでいられるなんて......ドッピオさんの肝の座り具合は相当なものに違いない。