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「大学の夏休み、旅の途中で仲良くなった年上のきれいなお姉さん。一緒に船を降りると、黒塗りの車が待っていて...」 (大阪府・70代男性)

大山 雄也

大山 雄也

2022.08.16 11:00

シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Kさん(大阪府・70代男性)

Kさんは大学2年生の夏休みに、高校時代の同級生2人と北海道に旅行へ出かけた。その道中、上野から青森まで夜行列車に乗っていた時、1人の女性と出会った。

話が弾んで女性と函館まで一緒に行ったKさんら一行。現地に着くと黒塗りの車が待っていて......。

夜行列車で知り合った女性と一緒に函館へ(画像はイメージ)
夜行列車で知り合った女性と一緒に函館へ(画像はイメージ)

<Kさんの体験談>

大学2年の夏休み、高校時代の同級生と男3人で北海道旅行をした時のことです。

当時、北海道へ行くには上野から青森まで夜行列車に乗り、青森から青函連絡船で函館に渡るのが一般的でした。

私が乗車した上野からの夜行列車は混んでいて、通路に座るなどして過ごしました。その時に1人の女性と話が弾み、一緒に函館まで行くことになったのです。

函館に着くと黒塗りの車が待っていた

その女性は細くて綺麗な、我々より1~2歳くらい年上の方で、東京の帽子の学校に行っていると話していました。

青函連絡船が函館に到着すると、1台の黒塗りの車が彼女を待っていました。そして、彼女は我々を車に招き入れ、函館山などを案内してくれたのです。

黒塗りの車で函館を案内してくれた(画像はイメージ)
黒塗りの車で函館を案内してくれた(画像はイメージ)

それだけでなく、別れ際には剣先イカがいっぱい入った大きな袋を渡され、

「帰りも時間があれば連絡してきなさい」

と言ってくれました。

彼女と別れ、我々は2週間ほど北海道を旅しました。帰りの青函連絡船が出るのは夜中。

時間があったので、私は言われた通り、彼女に電話をしてみることに......。

2週間後に連絡すると......

すると、彼女は妹さんと2人で出てきてくれて、青函連絡船が出るまで居酒屋で付き合ってくれたのです。

別れ際には、また袋いっぱいの剣先イカを頂きました。もしかしたら、どこかの水産会社のお嬢様だったのかもしれません。

青函連絡船が出るまで居酒屋で一緒に過ごした(画像はイメージ)
青函連絡船が出るまで居酒屋で一緒に過ごした(画像はイメージ)

あっという間に時が過ぎて、あれから54年。終活をする中で北海道旅行の写真が出てきて当時のことを振り返り、彼女のことを思い出しました。

あの時になぜ帰ってからすぐに電話でお礼を言えなかったのか、住所を聞いてなかったのか......。今になって悔やまれます。

言い訳をすれば、当時は電話も普及していなかったし、電話のない下宿に住んでいましたし、夏休みが終わって大学生活が始まり、お礼のことなど忘れていたのだと思います。

その後は就職し、結婚。定年を迎えて、妻とも死別して終活で色々整理をしている中であの時お世話になった方に我々3人ともお礼を言えていないことに気づきました。この場を借りて「ありがとう」と伝えたいです。

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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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