内科医院公式サイトに謎の「隠し扉」? 小さなアイコンをクリックすると、まさかのページに繋がった
院長の「ドルアーガの塔」愛が凄まじい......
それにしても、「ドルアーガの塔」の情報をクリニックのウェブサイトに載せるなんて、変わっている。ほかにも発信する手立てがあるだろうに......。
気になったJタウンネット記者は8月4日、きじ内科クリニックの院長で、「ドルアーガの塔」のファンである木地達也さんを直撃した。
木地院長が「ドルアーガの塔情報」の発信手段にクリニックのサイトを選んだのは、SNSやブログを利用していないことと、自身で作成しているクリニックの公式サイトは融通が利きやすいことが理由だという。また、隠しページのようになっている理由を聞くと、
「個人的にいろいろ検証した結論を記録として留めておこうという程度でしたので、広く発信しようとは思っていませんでした。当院の患者さんがホームページにアクセスした際、ドルアーガのアイコンを見て『なんだろこれ』と思ってアクセスしてもらう感じを想定していました。ドルアーガを知っている患者さんが『おおっ』と思ってくれたらいいですね」
と教えてくれた。ただ、ツイッター上で話題になるまで誰にも「見たよ」と言われたことはなく、職員さえウェブサイト上に「ドルアーガの塔」のページがあることに気づいていない可能性もあるとか。
自身の医院にページを作ってしまうほど「ドルアーガの塔」に魅了されている木地院長。どれほど好きなのか聞いてみると、
「私が小学校6年の時にデビューしたゲームで、理由は思い出せませんがハマってしまい、しょっちゅうスーパーの屋上にあるゲームコーナーに足を運んでいました。当時、1ゲーム30円だったので、10円玉を山のようにテーブルゲーム機の上に積んで遊んでいました。
医者になって初めての給与で初代プレイステーションとナムコミュージアムを買ったのも、ドルアーガがやりたかったからです」
「ドルアーガの塔は、ほんとよくできたゲームだと思います。うちの子供たちもNintendo Switchなどでよく遊んでおり横から見てますが、グラフィックや音楽は比較にならないくらい現代のものが優ってますが、アイデアという面ではドルアーガの右にでるものはないと確信しています」
などなど、熱量と愛に溢れた熱烈なメッセージをJタウンネット記者に送ってくれた。もう木地院長の人生を語る上で「ドルアーガの塔」は外せないんですね......。
ちなみに木地院長には、クリニックのウェブサイトに自身が飼っている柴犬の写真集ページを作る構想もあるという。