ミカン&サクランボを乗せる...だと? 「高知のスタンダードそうめん」があまりにも盛ってた
暑い夏がやってくると、やっぱりアレが食べたくなってきます。
そうです、そうめんです。エアコンがガンガン効いた部屋で、ショウガを入れた麺つゆに冷たい麺をつけてシンプルにサッパリといただく......のが当たり前と思っていたら、そうでもないらしい。
「ÒㅅÓ。)ノえっ!みんなのところはそうめんにさくらんぼとかみかんとか入れないの!?これが高知のスタンダードそうめんなんだけど!」
2022年6月28日、高知県須崎市ご当地キャラクター・しんじょう君は、公式ツイッターアカウント(@susaki_city_PR)でそう呟きながら、「高知のスタンダードそうめん」とのツーショット写真を投稿した。
器に入ったそうめんの上には、色とりどりの具が。ミカンにサクランボ、錦糸卵などなどである。
......ちょっと、色々乗せすぎじゃない?
「高知と言えばこれよね!」
しんじょう君の写真を見て、編集部はざわめいた。生まれも育ちも埼玉の筆者も、姫路出身のY編集長も、横浜育ちのI記者・F記者・H記者たちもこんなそうめんは見たことがなかったのだ。筆者・F記者・I記者はミカンが乗っているくらいなら見たことがあったが、Y編集長・H記者は「なぜミカンを...?」と困惑気味である。
ただ、高知県民にとっては確かに「スタンダード」らしく、音楽ユニット・浦島坂田船のメンバーで、高知県出身の志麻さんも、
「高知と言えばこれよね!!!!さくらんぼの取り合いはマストだね」
と、しんじょう君のツイートに反応していた。
改めて、しんじょう君のツイートを確認すると、中身はこんな感じ。缶詰のさくらんぼ、甘辛く炊いたしいたけ、錦糸卵、缶詰のみかん、山盛りのすりおろししょうが、甘いおあげ、そして、「すまきっていう謎のねり物」。
改めて見ると、やはり盛りだくさん過ぎる。本当に高知では、いつもこんな感じなの......? 7月15日、筆者は、しんじょう君を直撃した。
しんじょう君「ほんとうだよー☆」
本当に高知県民はこんな豪華なそうめんを食べているの?――そう筆者が質問すると、しんじょう君はこう答えた。
「ÒㅅÓ。)ノほんとうだよー☆生まれてこのかたこのそうめんしか食べたことないし。。おうちによって違いはあるけどだいたいこんなかんじ!
みんなで食べるときはおおきなお皿にのせて、わけて食べるんだよー☆」
しんじょう君によると、各家庭によって盛り付ける具材に差はあっても、高知のスタンダードそうめんは投稿した写真のように盛りだくさんなのは、間違いないという。
大勢で食べるときは大皿に麺と具を盛り付け、それぞれが自分の分を取り、つゆにつけて食べる。1人で食べるときは、しんじょう君がアップした写真のようにつゆをかけて食べるのだという。
ところで、バラエティに富んだ具材の中に、1つだけわからないものがある。
「すまきっていう謎のねり物」だ。これなんなの?
「ÒㅅÓ。)ノすまきは『かまぼこ』みたいなものだよー☆かたちはちがうけどね☆ね☆」(しんじょう君)
すまきをかまぼこに置き換えれば、高知県民以外でも再現可能なはず。この夏はいつもと違ったそうめんの楽しみ方をしてみるのもいいかも!