これこそが「芯のエクスカリバー」だ! 鉛筆から「伝説の剣」削りだした猛者現る
再挑戦で実現した「約束された勝利の剣」
鉛筆で出来た剣を生み出したのは、新潟県で鉛筆彫刻を制作しているシロイ (@shiroi003) さん。
12日、Jタウンネット記者の取材に応じたシロイさんによると、今回の作品はアニメ化もされているゲーム作品「Fate/stay night」に登場する「約束された勝利の剣」――エクスカリバーを再現したものだ。
「元々『Fate/stay night』という作品が好きで、その中の代表的な武器である『エクスカリバー』は鉛筆彫刻を始めた時から作りたい題材でした。ですが難度が高く以前挑戦しても上手くいきませんでした。 しかし太めの鉛筆の採用、道具のアップグレード等により『今ならできるのでは?』と思い今回再挑戦し成功させることができました」(シロイさん)
元になったのは一般的な鉛筆より一回り大きな4Bの鉛筆。それをカッター、デザインナイフ、紙ヤスリ、針、リューターなどを使ってエクスカリバーに変身させていく。撮影時の照明にも工夫し、芯の光沢をうまく引き出したそうだ。
ここで記者が「鉛筆エクスカリバー」をどうやって作ったのかを尋ねると、なんともシンプルな答えが返ってきた。
「まず鉛筆の芯を木からむき出し芯を平らな板状にします。 そこからおおまかな剣の輪郭を彫り出し上から成形。最後に塗装という流れです」
これだけ、である。