「カーナビに従わず左折して」 岐阜の山中で発見された注意喚起看板に反響→右折したらどうなる?設置者に聞いた
どんな道を案内されるの...?
誘導ミスの起点になるのは、施設から1.6キロほど離れた「小津橋」だ。揖斐川の支流・小津川にかかる小さな橋で、月夜谷ふれあいの里を目指す場合、この橋を渡る必要はない。右折も左折もせず、道なりに進めば無事に到着できる。
しかしカーナビを使うと、小津橋を渡るように指示される。橋を渡った先には三叉路があり、そこでなぜか右折するよう言われるらしい。
それは県道268号をひたすら進んでいくルートで、施設とは逆方向に向かってしまう。そして辿りつくのが「山の中」なのだ。
ただ、仮にカーナビ通りに進んで小津橋を渡ってしまったとしても、看板がある地点を左折すれば、途中で橋を渡らずに進んだ推奨ルート(小津橋を渡らずに向かうルート)と合流できるので、ちゃんと施設に到着できる。
そこで、小津橋を渡った先の三叉路に看板が設置された。看板1枚で状況は一変したという。
「看板があるのとないのでは、全然違います。間違える人が激減しました」(チーフスタッフ)
カーナビの案内に背くというのは勇気が必要だが、月夜谷ふれあいの里に行く場合は看板を信じて進んでほしい。