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「カーナビに従わず左折して」 岐阜の山中で発見された注意喚起看板に反響→右折したらどうなる?設置者に聞いた

大山 雄也

大山 雄也

2022.07.09 08:00
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どんな道を案内されるの...?

誘導ミスの起点になるのは、施設から1.6キロほど離れた「小津橋」だ。揖斐川の支流・小津川にかかる小さな橋で、月夜谷ふれあいの里を目指す場合、この橋を渡る必要はない。右折も左折もせず、道なりに進めば無事に到着できる。

緑色で塗った部分が推奨ルート(Jタウンネット作成)
緑色で塗った部分が推奨ルート(Jタウンネット作成)

しかしカーナビを使うと、小津橋を渡るように指示される。橋を渡った先には三叉路があり、そこでなぜか右折するよう言われるらしい。

カーナビに導かれる道(Jタウンネット作成)
カーナビに導かれる道(Jタウンネット作成)

それは県道268号をひたすら進んでいくルートで、施設とは逆方向に向かってしまう。そして辿りつくのが「山の中」なのだ。

ただ、仮にカーナビ通りに進んで小津橋を渡ってしまったとしても、看板がある地点を左折すれば、途中で橋を渡らずに進んだ推奨ルート(小津橋を渡らずに向かうルート)と合流できるので、ちゃんと施設に到着できる。

橋を渡っても軌道修正可能(Jタウンネット作成)
橋を渡っても軌道修正可能(Jタウンネット作成)

そこで、小津橋を渡った先の三叉路に看板が設置された。看板1枚で状況は一変したという。

「看板があるのとないのでは、全然違います。間違える人が激減しました」(チーフスタッフ)

カーナビの案内に背くというのは勇気が必要だが、月夜谷ふれあいの里に行く場合は看板を信じて進んでほしい。

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